うたプリのカルナイライブが、とってもよかった話

先日、友人に誘われて、うたプリのカルナイライブビューイングに参戦してきた。内容がとてもよかったので、記録しておく。

※台詞はうろ覚えなので、誤っているかもしれません

まず、「うたプリのカルナイライブビューイング」とは何か。

 

うたプリ」とは、恋愛シュミレーションゲーム「うたの☆プリンスさまっ♪」の略称である。プレイヤーは、作曲家を目指す女の子として、芸能専門学校へ入学する。そこで7人の男性アイドル候補生=プリンス様と出会い、夢に向かって共に歩みながら、彼らと友情や愛情を育くんでいく・・・という内容だ。要は乙女ゲーである。

2010年に初代うたプリが発売され、2017年の今日に至るまでその人気は衰えることがない。年々ジャンルの規模が大きくなっているような気すらする。

最近でこそ男性アイドルグループ作品が豊富にあるが、うたプリはその走りと言っても過言ではないと思う。


そして「カルナイ」とは、「QUARTET☆NIGHT」の略で、作中で登場するアイドルグループだ。

 

うたプリには、メインのアイドルグループ「ST☆RISH(略:スタリ)」が存在しているのだが、カルナイはスタリの先輩にあたる。設定上では先輩というポジションだが、作品に登場した時期はスタリよりも後だ。バイトの後輩が年上だった。。。みたいな?(?)

最新のアニメ4期では、ライバルグループとして「HE☆VENS」が本格的に登場している。アラサー的にはそろそろ顔と名前を一致させるのが難しい・・・おばちゃんがんばるね。

そして「ライブビューイング」とは、コンサートや舞台演劇を撮影した映像を、映画館で上映するものだ。ペンライトの持込みやコールが許可されていることが多く、代替の場合めちゃくちゃ盛り上がるので、現場に行くことが出来ない地方民にはありがたい存在だ。

つまり「うたプリのカルナイライブビューイング」とは、乙女ゲームうたの☆プリンスさまっ♪」に登場するアイドルグループ「QUARTET☆NIGHT」のライブ映像を、映画館で鑑賞する、というイベントだ。

カルナイのライブ、単独開催は今回が初めてである。

うたプリは約1年に1度、「プリライ(=うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE LIVE)」というライブを行っている。このライブには、スタリもカルナイも出演している。どちらがメインか、という点は明言されているわけではないし、特段意識するところではないが、なんとなくメインはスタリ、という雰囲気があるように思う。それは仕方のないことで、それが悪いとか良いとかいうことではない。スタリあってこそのカルナイ。先輩といっても、後輩がいなければそもそもその設定は成立しないんだから。別にそれに不満があるかっていったらそういう話じゃない。プリライで合同ライブが見られれば幸せ!

それでもカルナイファンなら一度は考えたことがあるであろう、単独ライブ。その念願の単独ライブが、実現したのだ。カルナイクラスタ、騒然。会場、国際フォーラム。キャパ少なすぎやろ!ライブチケット応募シリアル券付きシングルは、初動10万枚越えで過去のアニソン初動ランキングを塗り替え、チケットの倍率は高騰。ツイッターは大荒れ。

私は、最初からライブビューイング狙いで申し込み、無事当選した。
正直に言うと、私は最近までうたプリというコンテンツにちゃんと手を付けたことがなかった。ゲームはなんとなく気になるキャラだけ攻略して放置していたし、アニメもしっかり視聴したのは4期だけ。コンテンツ自体は存在感があるので、キャラと設定だけは知っているとか、曲だけは歌えるとか、だいたいそんな感じで薄ーく楽しんでいた。
なので今回のライブも、ライブ直前に友人に楽曲をシェアしてもらって急いで予習、曲名と曲が一致しないまま、スペシャルでミラクルな体験楽しみ~~ぐらいの気持ちだった。
そんなノリでライビュに参戦してみたら、なんかもう本当にすっごいよくて、未だに余韻が残っている。

何がよかったかというと、カルナイメンバー4人の絆と、メンバーのカルナイに対する愛が、ビジバシ伝わってきたところだと思う。
キャラクターに扮して声優さんがライブを行うとき、髪形や雰囲気をキャラに寄せてくることがあって、プリライでもそれを意識している方がいらっしゃるのだけど、カミュ役・前野さんの意識の高さには脱帽した。
色素の薄いカラコンがはめられた目元にはメイクが施され、カミュに近い明るい色に髪を染め、眉毛もシュッと整えていらっしゃった。あなた、1年前のプリライから一体何があったの!?と本人の肩を揺さぶりながら詰め寄りたいくらいの変貌振りに、動揺が治まらなかった。

私の知っている前野さんは、、、黒髪で、、、眉毛も最低限のお手入れで、、、ダンスがなんだかぎこちなくてそれがチャーミングで、、、カラコンなんてはめる人じゃなかったじゃない!!今まで見たことのない前野さんだったけど、すごく似合ってた。ご自身の考えなのか周りの勧めなのかわからないけど、今までやってこなかったことを取り入れるのって結構勇気のいることだと思うから、カミュへの愛をすごく感じた。
前野さんだけじゃなくて、翔太くんや森久保さんも髪型や髪色で藍ちゃんっぽさや嶺二先輩っぽさを表現していたし、鈴達さんは、昨年のプリライでは、怪我で満足のいくパフォーマンスができなかったことをずっと後悔していて、今回リベンジを果たそうとしていたり、ステージが愛であふれていたと思う。

パフォーマンスにしても演出にしても、キャラクターのイメージから外れないように考えられていて、演者からもスタッフさんからも、"もっとキャラクターらしさを表現したい"とか、"もっといいステージにしたい"とか、そういった気持ちが伝わってきた。

最近思うようになったのは、ライブとか舞台とかって、製作に携わっている人たちの、プロフェッショナルな仕事に触れさせてもらえる空間なんだなということ。昔は、ただ楽しいとか、推しに会えるとか、そういう気持ちでしかライブを楽しんでいなかったけれど(そしてその気持ちは今も変わらないのだけど)、演出ひとつとってみても、たくさんのプロが検討を重ねて仕上げた成果なわけで、煌びやかで楽しそうに見えるけど、仕事だから多分つらいことのほうが多くて、たくさんの人の苦労や想いが詰まって生まれた空間なんだなぁと思うと、すごいなぁ、ちゃんと仕事しててかっこいいなぁと感じます。
 
そんなことを考えながらも、頭空っぽにして黄色い悲鳴挙げたりして、とにかく楽しかった。みんな、声がいいだけじゃなくて歌も上手いのね…。今回のカルナイライブで個人的ヒットだったのが藍ちゃん。まず翔太君の顔面がイケメンなので、眼福。歌もうまくて(ハイトーンボイスすばらしいどこまで出るの)、しかも踊れる。どの曲でもよく踊っていた印象。ピアノ弾き出したときは、引き語りか・・・!と心がざわついたのですが、そうではなくかったんですけどw手をつないで歩いている演出もかわいかったです。そして、バイバイ、の決め顔はめちゃくちゃかわいい。
「AI」という曲が、とても好きで。ライブ終わってからこればっか聞いてる。"何%からアイになるんだろう"とか"真っ白になってた五線譜が メロディで埋まる"とか、空っぽだった心が、いろいろ感情で満たされていった藍ちゃんの変化が歌詞になっていて、最初から完璧というよりもちょっと欠陥のある人間が少しずつ成長していく設定が性癖なので、藍ちゃん!!!!って震えてた。"キスが増えるけどごめんね"とか、もう、もう!きゅんとするわ!!いくらでもキスして///って夢女子みたいなこと言い出す。

藍ちゃん(翔太くん)やばい心洗われるとかふわふわしているうちに、エンディングが近付いてきて、メンバー一人ひとりからコメントがあって。森久保さんの"恩返し"っていうワードが響いたし、鈴達さんのリベンジへの熱い想い、めちゃめちゃ伝わった。パフォーマンスから並々ならぬ気迫を感じたよ。この時点で私はめちゃめちゃ高まってて、でもこのあとの二人、コメントしづらそうだな、って勝手に余計な心配してたんですけど、翔太くんのコメントで、泣く。印象的だったのが、ベテランの先輩の中で、いつまで経っても自分は新人な気がして自信がないけど、カルナイのメンバーとして表舞台に立っている間は、ちゃんと見えるようにがんばっていて、でもやっぱりずっと不安で、だけど今回の舞台で少しだけ自信が付いたような気がする、というようなコメントをしていたところ。わたし、がんばってる人に弱いんです!!誰だってみんながんばっているのはもちろんなんだけども!健気過ぎて!!!翔太くんの若さで、ベテラン層と対等の対場でやり合うのってめっちゃ気を遣うし絶対しんどいし、でもどれだけがんばっても経験の差っていう部分は埋められなくて、せつないよーーー!って思ったら泣けてきて。そのあとの前野さんのコメントは半分放心しながら聞いてたよ前野さんごめんなさい。でも前野さんもいいこと言ってた。
自分でも何で涙が止まらないのか分からなくて、単純に翔太くんのいい子さとか頑張りにも泣けるし、不安でもやるしかない時って人間誰でもあることで、無意識のうちに今までの自分にもあった同じような瞬間と重ね合わせたりとかしてたのかな、と今になって思う。ばばあになると涙腺が弱まる。

で、アンコールでメンバーが出てきて、終わりたくなーいみんな大好き!とかそれぞれいいところ褒めあったりとかしていて、それがまたかわいい!!鈴達さんが、翔太くんのコメントを受けて、「お前からアイドルが何かを教えてもらってるんだよ!お前がいなくちゃ俺たちアイドルできないよ!」って返してあげてるのすごいよかった。確かに蒼井翔太のアイドルっぷりは尊敬に値する。自分では気が付かないところで、グループの役に立ってるんだよ翔太くん。森久保さんから前野さんへの、「こいつは誰よりも努力家なんですよ」もグッと来た。努力の成果が今日のビジュアルか。拍手!
広いステージなのに、肩を寄せ合ってまとまってしまうカルナイちゃん。仲良しかよ!
終わりたくないーここから離れたくないーーってステージの階段にへばりつく森久保さん、愛しい。

今回は、ファーストライブと言う点も特別で。これからもまた単独ライブをやることはあるかもしれないけど、"はじめて"は一度しかない。ライブやる側も見る側も思い入れは一入。そういった状況もあって、あったかくて愛に溢れたあの空間が作られたんだと思う。
楽しい時間は永遠には続かなくて、メンバーは目に涙を浮かべながら退場。やだ~~~~いかないでよ~~~~もう一度はじめからやりたい~~~~!!と思いつつもお別れ。退場後、スクリーンには、ブルーレイの神ジャケット写真が映される!神神神!!!このジャケット、KIZUNAみ溢れていてほんま最高。最後にメンバーからありがたいお言葉をいただき、5月のプリライで再会することを約束して、終演。
友人たちと私は、満たされた気持ちで賢者モード。劇場でのグッズ販売の告知が入ったので、え、まだ買えるの?メンバーがはめてたグッズの指輪可愛かったからほしいな~~と思いながらロビーに向かったんですが、やっぱり売り切れてました。

すごかった、カルナイ。愛をありがとう!